EC運営の相談を受けていると、かなり多いのがこの迷いです。作業代行を頼むべきかコンサルを入れるべきかそもそも何が違うのかこの2つ、似て見えますが、役割はかなり違います。ここが曖昧なままだと、作業代行にコンサルを期待するコンサルに作業まで求めるどちらも中途半端になるということが起きやすいです。なので最初に結論を言うと、作業代行は「手を動かす支援」ECコンサルは「売上改善の方向を決める支援」です。作業代行は、日々の運営を回すための支援作業代行が担うのは、日々発生する運営業務です。たとえば商品登録ページ更新画像差し替えセール設定クーポン設定モール内の各種設定こうした作業は、一つひとつは大きくなくても、毎日積み上がります。その結果、EC担当者はやることは多い手は動いているでも改善まで行けないという状態になりやすいです。作業代行は、こうした日々の運営業務を支えることで、EC担当者の手を空けるための支援です。ECコンサルは、売上改善の方向を決める支援一方でECコンサルが担うのは、日々の作業そのものではありません。見るのは、もっと上流です。たとえば売上をどう伸ばすかどこに課題があるか何から優先して改善するかどの施策を打つべきかつまりECコンサルは、「何をやるべきか」を整理する支援です。商品登録を代わりにやることではなく、その前後にある課題整理数値確認優先順位の判断施策設計を行うのが役割です。よくあるズレは「役割の混同」ここでよく起きるのが、この2つの役割が混ざることです。たとえば作業代行なのに、売上改善まで期待されるコンサルなのに、細かい作業まで頼まれるこの状態になると、どちらも苦しくなります。作業代行は、日々の運営を支えるには強いです。でも、それだけで売上改善まで進めようとすると、どうしても限界があります。逆にコンサルは、方向を決めることには強いです。でも、商品登録や更新作業まで全部含めると、本来の役割がぼやけます。作業代行が向いているケース次のような状態なら、まず必要なのは作業代行です。商品登録や更新作業が多いセール前後の対応で手が埋まるまずは日々の運営負担を減らしたいやるべきことは見えているが、手が足りないこの場合、足りないのは考える力より動く手です。なので、先に手を増やす方が合っています。ECコンサルが向いているケース一方、次のような状態なら、必要なのはECコンサルです。売上が伸び悩んでいる何から改善すべきか分からない施策の優先順位を整理したい数値を見ながら改善を進めたいこの場合、足りないのは手より整理と判断です。なので、まず必要なのは売上改善の方向を決めることです。実際には、順番が大事EC運営では、作業代行とコンサルのどちらか一方だけで全部解決するわけではありません。大事なのは、順番です。よくあるのは、作業が多すぎて改善できないだからまず手を空ける手が空いてから改善を進めるこの流れです。つまり作業代行で運営を軽くする↓ECコンサルで改善を進めるこの順番が合う会社はかなり多いです。まとめ作業代行とECコンサルは、似ているようで役割が違います。作業代行は、日々の運営を支えるための支援です。ECコンサルは、売上改善の方向を決めるための支援です。この違いが曖昧だと、期待がズレる役割が混ざるどちらも中途半端になるということが起きやすくなります。だからこそ、今の課題が手が足りないのか判断が足りないのかを分けて考えることが大切です。